今年8月に初めて訪れたMOA美術館。今回は熱海に遊びに来た人のリクエストで再び行ってきました!
MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART | MOA MUSEUM OF ART
●基本情報、アクセス、見どころなど、初めて行った時の様子はこちら
#琳派展
2度目のMOA美術館で見たのは、琳派展!
(*10月26日で終了しています)
琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称である。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。(引用:Wikipedia)
本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一などなど琳派の中心芸術家たちの作品がたっぷりと鑑賞できました。
絵だけではなく、硯箱、印籠、焼き物、着物などなど盛りだくさん。私も同行者も美術素人ですが、ひたすら「すてきねぇ…」とため息だだ漏れで見入ってしまいました。
↑尾形光琳の弟、尾形乾山による大きな蓋物。江戸時代ですよ?おしゃれすぎませんか?
日本の伝統的な図柄なのに、むしろめっちゃモダン!マリメッコもマリクワも乾山からインスピレーションを得たのか?!と思いたくなるほどのかわいさ…。この柄の傘とか売ってたら即買いします。
↑同じく乾山の鉢。吉野の桜。いろいろ通り越して、シンプルに欲しい。😂
展示室には作者の生い立ちなどがLINE風の会話画面で説明があってわかりやすかったです。知識がなくてもまっっっっったく飽きることがなく楽しむことができました。
美術館でトシ・ヨロイヅカのケーキ!
今回のもう一つのお目当て。それは美術館1Fにあるトシ・ヨロイヅカプロデュースの『La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka』で軽食&ケーキをいただくこと♡
私たちはちょうど並ばずに入店できましたが、そのあとは何組か待ちが発生していました。まずお店を覗いてみて、並んでいるようであればリストに名前を書いてからその間にも美術館を回るのもいいかもしれません。
お天気が良い日だったので、テラス席をチョイス。ちょうど空いていてラッキー。写真は控えましたが、店内もとても落ち着いた雰囲気でした。
まずいただいたのが、クロックムッシュ。チーズが濃厚。パンがパリふわ!!!中のクリームソース(?)とハムが優しい&濃厚でとってもおいしい。余裕でもう一個食べられそう…。
目の前は日本庭園。紅葉シーズンもいいだろうなぁ…。
そしてお待ちかねのケーキ!美しい!!ピスタチオのムースと悩みに悩みぬいてカシスをチョイス。決め手は大好きなイチジク。トッピングにも間にもセミドライのイチヂクがたっぷり入っていてたまらん!生地はキャラメル風味。好きなも(カシス)のと好きなもの(イチジク)と好きなもの(キャラメル)が合わさって幸せも3倍。
相方が選んだのはバスクチーズケーキ風のフロマージュ。フォークを刺した時の感触にいたく感動していました。なめらかさとかエアリーさとか香ばしさとか、確かにとても繊細な食感でした。私は次に来たらピスタチオを食べてみようかなと思いますが、彼女は次も必ずこのケーキを食べるそうです😂
オリジナルの紅茶『一夜城』もおいしかった!湘南ゴールドを使ったセイロンティー。ちょうどよい加減に抽出済みでサーブしていただけるので、柑橘のさわやかさと渋みのバランスが絶妙でケーキにもぴったりすぎ。
早川に鎧塚さんの農園があってそこでも色々いただけるみたいだからぜひ行ってみたい…
そして、統一されたカップやお皿のデザインもさすが美術館!という上品さ。
実はこちらで使用されている食器は、人間国宝・室瀬和美氏の作品をモチーフに作られたもの。実際に同じものがお店で購入可能でした。ケーキやクロックムッシュも映えるけど、和食を盛りつけても合うんだろうな〜と妄想が膨らみます。(妄想止まりで買えなかった)
「これから寒くなる時期だからテラス席に座れるギリギリの季節だったかもね〜」なんて言いながら、優雅なランチ&ティータイムを満喫。
この他にも常設の展示や屋外のムアスクエア、ショップもじっくり見ることができて大満足!前回は時間が足りなかったのでしっかりリベンジできました。
次回の展示は明日10月29日からの『茶の湯の道具』。また行きたいなぁ。
MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART » 所蔵 茶の湯の道具
*記事中の値段などは2021年10月28日現在のものです