葉桜の季節に糸川遊歩道を歩いてみました。
糸川へのアクセスなどはこちらから。
www.ataminews.gr.jp
日本一早咲きとも言われるあたみ桜の並木が続く糸川。桜の季節は終わってしまいましたが、実はどの季節でも楽しめるお散歩コースなのです。
今の季節は青々としているあたみ桜の基準木。この木を基準に開花宣言がされるのですね。あたみ桜は明治4年にイタリアからやってきたそうで、今では熱海市の木に制定されています。
今年のお正月明け、引越しの手続きのために熱海に来たら桜が咲いていてびっくりしたのもずいぶん昔のように感じるなぁ・・。
最近の気温の上昇で街中にブーゲンビリアの開花が一気に進んだ気がします。
糸川でも水面を覆うように、赤やピンクの花が咲き乱れています。
その場所でどうやって生えてるの?っていうくらい勢力がすごい。
川沿いですが、海のいきものシリーズ。ヒラメ?何故こんなところにヒラメがいるのだろう・・・
とか考えてはダメです。水を求めて這うタコもいます。
カメとマンボウ。カメとマンボウ・・・?オブジェに関する説明書きなどが見当たらないので、自由に想像して大喜利でもして楽しんで欲しいということではないでしょうか。(適当)
川に降りられるようになっているのか、階段が。今度反対側を歩いて確認してみよう。そして降りられるものなら降りてみよう。
川沿いのお魚屋さん、村越魚店。いつかここで気軽に買い物ができるようになりたい・・・!(魚屋で魚を買うことに憧れています)
明治〜大正の文豪・坪内逍遥の歌碑。糸川周辺に別荘を建てるほど熱海愛があったようです。
ちかき山 ゆきはふれと 常春日 あたみのさとに ゆけたちわたる
「近くの山では雪が降っているらしいけど、常春の熱海では湯気もくもくで最高だよ」と、解釈しました。(※全然違う可能性大)まったくもって同感!
糸川にはいくつもの橋がかかっています。一番インパクトのあるのは、このドラゴン橋。生き物の形をしている橋はおそらくここだけ。幅も他の橋よりも広く、イベントなどにも使われるそうです。普段はご近所さんが集まってここで体操しているのを見かけます。
通るたびに「なぜドラゴン・・・?」と疑問に思っていたのでこれを機に調べてみたところ、かつていわゆる赤線と呼ばれたこのエリアのイメージを一新するために建てられたそうで・・・。突拍子のなさには意外な歴史があったのだと知りました。
私が一番好きな橋は糸川橋。
カモメがたくさん。カラフルでレトロな感じがとてもかわいい。
川沿いには他にもまだまだ見所があるし、色とりどりの植え込みもあるので季節によってまったく違う表情を見せてくれそう。夏、秋、冬とこれからも楽しみです。