熱海の街に点在している熱海七湯をめぐるお散歩を楽しんでいます。
*追記あり
古くから温泉郷として名を馳せてきた熱海。大正時代までは、熱海温泉の中でも重要な位置を占めていた名湯が『熱海七湯』として知られていたそうです。現在ではその歴史的な七湯が熱海市によってモニュメントとして整備されています。7つすべてが観光の中心となるエリアの徒歩圏内にあるので、気軽に立ち寄ることができますよ。(入浴施設ではありません)
第3弾は、温泉の恵みを舌でも楽しみたい方にオススメの『小沢の湯』。
(↑午後の光線と湯気で奇跡的に神々しく撮れた・・・✨)住所は銀座町。先日ご紹介した大湯から歩いて数分。オザワではなく、コサワ(昔の地名から来ているそう)と読みます。
言い伝えによると、大声で呼べば大いに湧き、小さい声で呼べば小さく湧き出たんだとか。・・・呼ぶ?温泉を?昔の人は「おーい、お湯!」とか言ってたの??おちゃめ過ぎん???
今は呼ばずとも立派な蒸気をあげている小沢の湯。最大の特徴は、コチラ!
蒸気の上にカゴがセッティングしてあり、トングなども完備!
そう、誰でも蒸し卵が作れるんです!観光客だけでなく、地元の方も卵持参でやって来ます。
卵はすぐお向かいの天神酒店さんで購入可能。1個30円、10個270円。お塩も小袋10円で販売しています。小さなベンチや殻を入れるゴミ箱があるので、出来たてをその場で食べられますよ。*卵を取り出すときにめちゃくちゃ熱いので注意!
お店の前の黒板には7〜8分蒸すようにと書いてありますが、私がたまたまお話しした地元の方によると「6分半きっかり」がベストとのことです。その方は時計とにらめっこして厳密に時間を計っていてこだわりを感じました。おいしいに違いない・・・私も今度6分半でやってみようと思います。
すぐ脇では名水百選に選ばれている丹那湧水がこんこんと。
時にはこんな日もあります。「おーい!」と大声で呼んでみて、ダメならあきらめましょう。
街を歩けば温泉に当たる、熱海散歩を楽しんでくださいね♡
*2023/10/7追記*
小沢の湯は2023年夏にリニューアルし、めちゃくちゃきれいになりました!
♨︎熱海七湯めぐりシリーズ♨︎