熱海の街に点在している熱海七湯をめぐるお散歩を楽しんでいます。
古くから温泉郷として名を馳せてきた熱海。大正時代までは、熱海温泉の中でも重要な位置を占めていた名湯が『熱海七湯』として知られていたそうです。現在ではその歴史的な七湯が熱海市によってモニュメントとして整備されています。7つすべてが観光の中心となるエリアの徒歩圏内にあるので、気軽に立ち寄ることができますよ。(入浴施設ではありません)
今回は、お買い物に行く時によく目の前を通る『風呂の湯』『水の湯』をご紹介。
場所は咲見町・福島屋旅館さんの横。すぐそばには小さな郵便ポスト込みの風景が印象的な坂町の寺桜もあります。
段々にお湯が流れ落ちるスタイルはここだけな気がします。上下2箇所から温泉が出ているのか、はたまた段違いにすることで2つのお湯を表現しているのか定かではありませんが、昔2つの源泉はすぐ近くにあったということです。風呂の湯には外傷に効くという効能があったそう。お風呂のお湯にするのに理想的だったのでしょうか??そして、お湯なのか水なのかどっちやねん!とツッコミたくなる不思議な名前の『水の湯』は、塩分がなく無味で「水を沸かしたような」温泉だったためその名がついたということです。なるほど。
たまにお湯の主(?)が通ったりします。この方は目の前の車道も平気で横切っていくので見ていてドギマギしちゃう・・。
桜の季節にはこんな光景も。坂を上ったりく下ったりの買いだしの途中、ちょっと立ち止まって手湯でほっと一息♨︎ 贅沢な時間です。温度はどちらかというと熱めかな?という感じですが、短時間でもじんわり温まりすっきりします。手を入れられないほどの温度だったことはありませんので安心してつっこんでみてください。
おまけ:風呂の湯・水の湯を取り囲むように群生しているアロエ。ワイルドでなかなかの見応えです😆
街を歩けば温泉に当たる、熱海散歩を楽しんでくださいね♡